岩木山のお山参詣 “朔日山” 山頂から見えたのは希望の光
岩木山のお山参詣はきょう「朔日山」を迎えました。ご来光は拝めたのでしょうか。
岩木山のお山参詣は五穀豊穣などを祈る津軽地方最大の秋祭りで国の重要無形民俗文化財にも指定されています。旧暦の8月1日にあたるきょうは集団登山の「朔日山」です。夜明け前から200人の参拝客が強い風が吹くなか標高1,625メートルの山頂を目指しました。
★青森放送 甲地壮起 記者
「時刻はもうすぐ午前5時です辺りはだいぶ明るくなってきましたみなさん日の出の時を今か今かと待ちわびています」
夜のあいだ降っていた雨もやみ期待がふくらみます。しかし突然立ちこめた霧の影に隠れ、残念ながらご来光を拝むことはできませんでした。
★北海道からの参拝客
「ここまで来られてうれしいですなんかすがすがしい気持ち(ご来光は)見られなかったけど良い景色を見られてよかったです」
★弘前からの参拝客
「見られなかったのは残念ですけどもまた来年も登ってぜひ見たいと思います」
参拝客が帰ろうとした午前5時半すぎでした。
笛や太鼓による「登山囃子」に合わせて美しい日の光が。山頂は感動に包まれていました。
★弘前からの参拝客
「この日の出のように平和であってほしいなと願っています」
「体力の限界まで頑張りたいなとまいとし挑戦したいなと思っています」
お山参詣が終わると津軽地方はいよいよ出来秋を迎えます。