【破産情報】みちのくエコランドマネジメントが破産開始決定 負債総額は約22億6,200万円

東京商工リサーチによりますとみちのくエコランドマネジメント(株)(岩手県九戸郡洋野町)が3月5日、東京地裁から破産開始決定を受けました。
負債総額は2024年5月期決算時点で約22億6200万円ということです。
みちのくエコランドマネジメントは畜産物の糞や漁業廃棄物を主原料に、有機燃料の製造を目的に設立されました。
なお、岩手県から工場の建設許可が得られず、計画が頓挫しています。
高齢者向弁当宅配事業や電力供給の取次などを手掛けることとなり、2024年5月期には7350万円の売上高をあげていました。
しかし、慢性的な赤字が続いており、新素材紙パウダー製造などを手掛けていた環境経営総合研究所(東京都渋谷区)からの借入によって、資金繰りを維持していました。
なお、環境経営総合研究所は2024年8月20日、債権者から東京地裁に会社更生法を申し立てられ9月30日に開始決定を受けました。
これにより、みちのくエコランドマネジメントは清算に向け、10月末には、高齢者向弁当宅配事業を他社に移管。
電力供給の取次についても、供給会社と受給者が直接契約することで、事業を廃止していました。
なお、環境経営総合研究所は、事業の譲渡や資産の換価によって得られる収入が限定的で、今後の営業状況の改善が見込めないため、未払いとなっている共益債権を全額弁済できたとしても、清算価値保障原則を充当する更生計画案の作成ができず2月27日、更生手続き廃止決定を受け、みちのくエコランドマネジメントへの影響が注目されていました。
負債総額は2024年5月期決算時点で約22億6200万円ということです。
みちのくエコランドマネジメントは畜産物の糞や漁業廃棄物を主原料に、有機燃料の製造を目的に設立されました。
なお、岩手県から工場の建設許可が得られず、計画が頓挫しています。
高齢者向弁当宅配事業や電力供給の取次などを手掛けることとなり、2024年5月期には7350万円の売上高をあげていました。
しかし、慢性的な赤字が続いており、新素材紙パウダー製造などを手掛けていた環境経営総合研究所(東京都渋谷区)からの借入によって、資金繰りを維持していました。
なお、環境経営総合研究所は2024年8月20日、債権者から東京地裁に会社更生法を申し立てられ9月30日に開始決定を受けました。
これにより、みちのくエコランドマネジメントは清算に向け、10月末には、高齢者向弁当宅配事業を他社に移管。
電力供給の取次についても、供給会社と受給者が直接契約することで、事業を廃止していました。
なお、環境経営総合研究所は、事業の譲渡や資産の換価によって得られる収入が限定的で、今後の営業状況の改善が見込めないため、未払いとなっている共益債権を全額弁済できたとしても、清算価値保障原則を充当する更生計画案の作成ができず2月27日、更生手続き廃止決定を受け、みちのくエコランドマネジメントへの影響が注目されていました。
最終更新日:2025年3月12日 15:31