「あのままにはしておけないだろうと…」倒産した中三の土地と建物に5社が“興味” 資産の現金化は9,000万円ほど回収できる見込み
去年8月に負債総額10億円を抱え倒産した弘前市の百貨店・中三についてです。
土地と建物の売却に県内外の5つの会社が興味を示していることが新たに分かりました。
きょう中三の債権者集会が開かれ不動産に関する対応状況などが説明されました。
この中で中三弘前店の土地と建物の任意売却について、これまでに県内外の5つの会社が興味を示していることが明らかになりました。
中にはすでに内見した会社もあり、売却に向けて意見交換や交渉をしている状況だということです。
★破産管財人ほくと法律事務所 山内賢二弁護士
「前向きに(中三を)あのままにはしておけないだろうと業者の思いも感じますので」
「早く方向性が出せるように進めていきたい」
山内弁護士は次の期日の6月25日までに売却をめざしたいと話しています。
また資産の現金化については在庫品などの処分で、最終的に9,000万円ほど回収できる見込みだということです。