どうなる?“土手町の未来” 中三閉店の影響受ける市街地への対策「具体的に見えない」」「大学生は行く目的がないと言う」 弘前市と商工会議所が激論
中三の閉店で急速ににぎわいが失われている弘前市の中心街土手町です。
市と商工会議所は今後どのようにまちづくりをするべきか懇談会で激論を交わしました。
★弘前商工会議所 三上美知子副会頭
「土手町を歩きますと空き店舗そして人がいない本当にさみしいかぎりです」
「新しい弘前というイメージをできるだけ早くに花火でないですけど打ち上げていただきたい」
弘前市と弘前商工会議所は「中心市街地のこれから」をテーマに懇談会を開きました。
市によりますと土手町は中三の閉店の影響で人通りが少なくなり、商店の売り上げも減っているということです。
今井会頭は青森市が官民連携して中心街の再開発に取り組んでいるのに比べて、スピード感がないと主張したうえで…。
★弘前商工会議所 今井高志会頭
「市長は『ひと・まち・みらいの健康』ということで、健康で生き残っていくのか健康で経済の活性も図っていくのか良いですけど具体的にやっぱり見えない」
櫻田市長はいま土手町を大改造するチャンスで、商店に魅力があれば人は来ると強調しました。
★弘前市 櫻田宏市長
「ビジョンの中でこの中心市街地に何が求められているのかをもう一度整理しないといけないというのは、弘前大学の学生の話を聞くと土手町に行く目的がないと言うんですよ」
土手町の活性化に向けて今後も両者の話し合いが続けられるということです。