減収減益 成田社長「一定の評価できる」プロクレアHD 2023年度決算
プロクレアホールディングスの2023年度決算は減収減益となりました。成田社長は当初の業績予想を上回る結果となったため「一定の評価ができる」としています。
青森銀行とみちのく銀行の共同持ち株会社、プロクレアホールディングスは昨年度の決算を発表しました。両銀行を含む子会社11社の連結決算は売上高にあたる経常収益が768億円、経常利益は40億円でした。純利益は経営統合による特別な利益を計上した前の年度を461億円下回る28億円でした。
★プロクレアホールディングス 成田晋 社長
「経費の下振れなどもあり経常利益や最終利益はともに当初計画を上回る結果となりました 決して高い利益水準とは言えないものの合併関連の費用がすでに発生している状況などを考えますと一定の評価ができるものと認識している」
今年度の業績予想は来年1月の銀行合併の経費が大幅に増加する計画であるとして純利益は3億円と減益を見込みます。一方合併の相乗効果で2026年度には純利益は50億円以上を達成する計画です。
★プロクレアホールディングス 成田晋 社長
「合併まで残り8か月ほどになっていますが、合併プロジェクト全体とすればほぼ計画通りに進ちょくしています」
一方、青森銀行単体の純利益は30億円減益の20億円。みちのく銀行単体の純利益は12億円増益の12億円でした。