十二湖山開き「芽吹きが早いので早めに」外国人客回復対応強化へ 深浦町
世界遺産白神山地のふもとに広がる十二湖が山開きしました。十二湖を訪れる外国人客は急激に回復してきているため深浦町は受け入れ体制を強化します。
山開きの式典はいつもの年より10日ほど早く行われ関係者が安全を祈り春の行楽シーズン到来を祝いました。このあとバスに乗り十二湖のシンボル・青池に向かいました。いつもの年はこの時期周辺にはまだ雪が残っていますがことしはほとんどなく新緑が広がり始めています。
★十二湖の森ガイド 堀内光紀さん
「芽吹きが若干やっぱり早くて いつもよりも1週間、10日くらい早めに花を見る方は来ていただければ」
きょうはあいにくの雨でしたが青池は深い青のたたずまいを見せていました。白神山地が世界遺産登録30周年を迎えコロナ禍が一段落した昨年度、宿泊施設「アオーネ白神十二湖」では外国人観光客が前の年の10倍の940人に増えました。ただ十二湖の案内標識はまだ外国語表記が十分進んでいないため町は対応を強化します。
★深浦町 吉田満 町長
「(国の事業で)さまざまな案内板とか外国語をこれから随時国の予算を頂きながら整備していくことができるようになったのでほんとうにありがたい」
十二湖はコロナ禍や2年連続の大雨被害で観光客が落ち込んだため関係者は今シーズンのにぎわいに期待していました。