衆議院選挙の特集、3区の4人に「人口減少対策」について聞きました。

自民党の木村次郎さんは子育て世帯への経済的支援などを切れ目なく行った上で、地方にある大学の魅力を向上させて若者の流出を防ぐと訴えます。

★自民・前　木村次郎候補
「教育費の無償化などもやっていかなくてはいけないし子どもを産む妊娠期前、妊娠後そして子育てしっかりと包括的にきめ細かな支援策を政策を総動員しながら講じていきたい」
「何も首都圏とか都会の大学に出向かなくても地方の大学も磨きをかけて地方にいてもしっかりと首都圏、都会と同じような環境で学問ができるということそうした環境整備にも私は対策を講じていく」

立憲民主党の岡田華子さんは若い世代の賃上げをするとともに、子育ての負担を減らす仕組みを整え、女性が働きやすい環境を作ると訴えます。

★立憲・新　岡田華子候補
「若い人たちの所得を上げるというのが必要な政策だと思っています　中小企業の支援で賃上げ環境を作っていくことが必要」
「子供がいてもしっかりやりたい人生、あなたの生きたい人生を生きることができますよと　子育ての負担はちゃんと社会みんなで共有していきますよ　病児保育なり病後児保育、学童ですよね　仕事に影響が出ないようなサポート体制サポートできる病児の体制にはなっていない　それが現状なので、そこを変えていかなければいけない」

無所属の其田寿一さんは人口減少は仕方がないとし、働き盛り世代がたくさん稼ぐ環境を作るべきだと訴えます。

★無・新　其田寿一候補
「自然減になるのは仕方がないことです　これに対応する街づくりを考えていかなくてはいけない　働き盛りの世代が稼げるような環境を作ってあげて、頑張って仕事をして倍稼いで倍税金を納めれば良い」

日本維新の会の長坂淳也さんはこれまでの対策では人口減少に抗えないとして、子ども3人以上の世帯は税金を半額にするなどの画期的な対策を行うべきと訴えています。

★維新・新　長坂淳也候補
「例えば子どもを3人産んだら税金を半額にしますあらゆる税金を半額にしますと　あとは子どもを5人産んだら年金を増やしますと　5人から6人になったらまたさらに増やす　老後のことも心配せずに教育費をかけても、お子様さえわれわれが国の宝を増やしてもらえれば老後も安心税金も安くなる　それくらいの画期的な人口減少対策をやらなければ、もはや常識の範囲内での人口減少対策では追いつかない」

それぞれの考えをおさらいします。

木村さんは「子育て世帯に切れ目ない支援、地方の大学の魅力向上」

岡田さんは「若い世代の賃上げ、女性が働きやすい環境の整備」

其田さんは「働き盛り世代がたくさん稼ぎ納税できる環境」

長坂さんは「これまでにない画期的な人口減少対策」でした。