衆議院選挙、候補者の政策や考えをお伝えしています。
きょうは青森3区の4人に聞きます。
まずは「農林水産業の将来」です。

自民党の前の議員　木村次郎さんは生産性や所得を向上させるため、規模の小さい生産者などに対してもスマート農業の普及を後押しすると訴えます。

★自民・前　木村次郎候補
「一定程度の農業生産規模を維持していくためには、当然にして最新鋭の技術を駆使しながらやっていかなくてはなりません　スマート農業の代表例がドローンである　肥料を撒くだけではなく農地を分析・確認していくそういうところも含めてどんどんドローンは技術が進化している駆使をしながら、若い方々がしっかりとやりがいがある農業生産に営んでもらえる後押しをしていきたい」

立憲民主党の新人　岡田華子さんは価格が生産コストを下回ったときに、差額を国が補償する戸別所得補償制度を復活・進化させるほか新規就農支援を強化すると訴えます。

★立憲・新　岡田華子候補
「なんで担い手がいないかというと、やはり農業所得の低さと不安定というところがあると思っています　そこについては所得補償の制度を復活させること　その上で効率化とか大規模化・法人化というところを進めていって、農業の働き方改革ですね　若い人たちも働けるような体制を進めていくということをダブルでやっていかないといけない」

無所属の新人　其田寿一さんは農家の年収を上げる政策パッケージを独自に打ち出し、稼げる農業をめざすと訴えます。

★無・新　其田寿一候補
「新規就農者に5年間給付するようなものでは到底新規就農はできない」
「どうすれば稼げてこういう年収が得られるという所得モデルを作って、実際にやってみてパッケージプランとして皆様にご案内・ご提示する」

日本維新の会の新人　長坂淳也さんは価格が高騰している肥料や農機具などを購入する際の補助金を増やして、新規就農者を増やす環境を作ると訴えます。

★維新・新　長坂淳也候補
「農業者漁業者が疲弊している農薬と肥料の補助金の拡充漁業者に対しては、油代・燃料代の補助金の拡充をして農業と漁業をまず再生して若者が農業をやりたい漁業をやりたい」
「農業機械を買うのも高いんですよコンバインとかトラクターを買うのも金利も高いし、そうした部分に関しても購入する場合の農業機械を買う場合の国の補助や金利の補充とか」

考えを比較します。

木村さんは「スマート農業普及を後押し」

岡田さんは「戸別所得補償制度を復活・進化」

其田さんは「年収を上げる政策パッケージ提示」

長坂さんは「肥料や農機具購入に補助金」でした。