666cm降った青森市も…ついに“積雪ゼロ” 子どもは砂遊び、フキノトウも芽吹いて春一歩ずつ
県内は高いところで6月中旬並みの暖かさとなり雪どけが進みました。
最大積雪が1.5メートルまで達した青森市では積雪「0センチ」を観測、フキノトウが芽吹くなど春が近づいています。
高気圧に覆われ南風が吹き込み県内は各地で気温が上昇しました。
日中の最高気温は八戸市で19.8℃、三戸町で19.7℃、三沢市で18.7℃などとなっています。
15の観測地点でことしの最高を記録し、4月中旬並みから6月中旬並みの暖かさとなりました。
★青森放送 木下玲斗 記者
「暖かい日が続き雪どけが進んだ青森市内 大雪を乗り越えようやく積雪ゼロを観測しました」
青森地方気象台にある青森市の観測地点では午前9時に積雪が1センチ未満の「積雪ゼロ」に。
観測史上3番目に早かった去年に比べ39日遅いということです。
この冬青森市では2月23日に1.5メートルの最大積雪を観測。
この冬の累積降雪量は6メートル66センチで過去10年では最も多くなりました。
★青森地方気象台 藤田淳調査官
「ことしは冬型の気圧配置になったこともありまして雪が多い年となりました そのためにことしは遅めになりました」
★子ども
「砂で山を作ってる」
「夏がくるから楽しいって思える」
最高気温がことし最も高い17.3℃の青森市。
合浦公園では砂遊びをする子どもの姿が。
園内の散歩を楽しんだあと昼食を取る家族の姿もありました。
★青森市民
「雪がとけていたから歩きやすくて楽しかった」
「おいしい!」
★青森放送 木下玲斗記者
「日ざしがよくあたるこちらの斜面にはあちこちから春を感じさせる植物が顔をのぞかせています」
青森市駒込では早くも淡い緑のフキノトウが姿を見せるなど春が一歩ずつ近づいています。