【速報】五所川原市官製談合 元副市長たちに懲役1年6か月を求刑 「選挙戦で応援してくれた業者に引き続き支援してもらいたいという思いがあった」
青森地方裁判所で開かれた五所川原市発注の工事の入札を巡る官製談合事件の裁判で、被告の元副市長たちにそれぞれ懲役1年6か月が求刑されました。
起訴内容によりますと、五所川原市の前副市長で無職の一戸治孝被告は五所川原市の会社役員片山弘一被告、無職の石井隆夫被告と共謀し2021年11月に行われた市発注の土木工事など3件の指名競争入札で、「五所川原建設技術研究会」に所属する業者が落札できるよう、指名業者の選定を取り決めるなどの不正をしたとして官製談合防止法違反などの罪に問われています。
きょう青森地方裁判所では一戸被告と石井被告の初公判が開かれました。
前副市長の一戸被告と石井被告は起訴内容に対し、ともに「間違いございません」と述べ、起訴内容を認めました。
一戸被告は動機について「苦しい選挙戦で佐々木市長を応援してくれた業者に引き続き支援してもらいたいという思いがあった」と明らかにしました。