北上する強い台風10号は31日にも県内に近づく恐れがあります。
県内ではきょう局地的に激しい雨が降り交通機関にも影響が出ています。

日本の南の海上を進む強い台風10号はあさって以降、日本列島を縦断し、今月31日にも県内に近づく恐れがありますが進路がしっかりと定まっておらず気象庁は最新の情報の確認を呼びかけています。

こちらはきょう午後2時半すぎの弘前市の様子です。
上空を黒い雲が覆ったあと突然、大粒の雨が降りました。

★青森放送　對馬敬
「こちら弘前市ですが激しく大粒の雨が降ってきました」

県内は前線の影響などで大気の状態が不安定となり弘前市などで局地的に激しい雨が降りました。

★弘前市民は
「傘を持ってきていないのでたいへんです」「なんかゲリラ豪雨みたいな感じですよね」

大雨が予想されるとしてJR東日本はきょう午前11時以降の八戸線の上下4本と大湊線の2本を運休しました。あすは五能線の東能代・弘前間で遅れや運休が発生する可能性があるとしています。
青森地方気象台によりますとあす午後6時までの24時間の降水量は津軽、下北、三八上北の多いところで120ミリで、あす夜遅くにかけて土砂災害や河川の氾濫などに警戒が必要です。