統合新病院の整備を巡り、県は県営スケート場一帯を新しい候補地とする案を正式に提案し、既存施設の移転先として青い森セントラルパークが最有力であることを明らかにしました。

県はきのう県と市の有識者会議で新しく「浜田中央公園・県営スケート場周辺」を候補地として提案しました。合わせて渋滞対策や施設移転などでかかる最大の概算費用としてセントラルパーク案が323億円以上、スケート場一帯案が163億円であると比較しました。
また、スケート場一帯案は市内や全県からのアクセスにすぐれ、渋滞の軽減が可能なことや洪水での浸水リスクが低いことなどが説明されました。スケート場やサンドームなど既存施設の移転先としては「セントラルパークが最有力」とする県側の考えを示しました。

★有識者会議　福田眞作 座長
「病院が担う機能、市民・県民にとってどこが良いのかということだけでこの会議ではベストなところを議論して決めていきたい　知事と市長に提言していきたい」

青森市は現段階では県の提案には同意しておらず、あすの市の検討会議で検討を始めるとしています。