青森市はこの冬の豪雪を受け新しい雪対策仮称「豪雪白書」を作成することを市議会に正式に説明しました。

★青森市総務部　小野正貴 部長
「豪雪白書については来年度以降の雪対策をこれまで以上に効果的・効率的に実施していくために検証を行い課題を抽出して今後の具体的な対策につなげていく内容になる」

豪雪白書はこの冬の豪雪を踏まえた課題を抽出し市の対応の基準などを見直した上で対策を強化します。

また豪雪白書とは別に除排雪体制の検証などを行う新しい会議体を新年度に立ち上げる考えも明らかにしました。

委員から除排雪事業者との契約を見直す必要性を問われた市は…。

★青森市都市整備部　土岐政温 理事
「いまの生活道路におけるシーズン契約ですが暖冬少雪の場合あるいは今回のような短期間でまとまって前半降る場合/どれがいちばんベストオプションなのか今後の検討課題として捉えています」

今年度青森市には除排雪に関する苦情・要望が1万6000件寄せられていて昨年度の7倍以上となっています。
新しい除排雪事業などを盛り込んだ市の予算案は今月20日に開会する市議会定例会に提出される予定です。