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官民あげて少子化対策に取り組む県少子化対策推進県民会議 県内の若者と高知での出会いや結婚について意見交換【高知】

2024年9月11日 18:38
官民あげて少子化対策に取り組む県少子化対策推進県民会議 県内の若者と高知での出会いや結婚について意見交換【高知】
官民あげて少子化対策に取り組む高知県少子化対策推進県民会議が9月11日、県内の若者たちを招いて高知での出会いや結婚について意見交換しました。

11日に高知市の知事公邸で行われた座談会は、若者の意見を施策に活かそうと県少子化対策推進県民会議が企画したもので、去年につづき2回目の開催です。

座談会には県内在住の20代から30代の8人が参加し、県民会議メンバーの濵田知事や桑名高知市長などと、出会いや結婚・子育てについて1時間ほど意見交換しました。

参加者からは「出会いの場として同世代で集まれる場があるといい」や「収入が少なく結婚に対して不安がある」など率直な意見が出ていました。

■20歳・自動車整備士
「いろんな婚活があるなかで年齢層がある程度幅が広いというのは、僕くらいの年代からするとちょっと足を踏み入れづらい部分があって、できるだけ年齢層が近い価値観とかも近いような出会いの場があればいいなというのは感じている」

■36歳・介護士
「なんとか出会いがないだろうかと思って(県の)少子化対策で用意した出会いの場があって、そこのパーティーに20代の頃に参加したが(参加女性に)年収どれくらいです?って言われて、はっきり『少な!』って言われてグサッてきて。家庭を築くということはものすごく大変だから、お金をもっている人と付き合いたいってなるのは当たり前なのかなと思って」

また、参加者から高知で結婚するメリットを聞かれた濵田知事は。

■濵田省司 高知県知事
「特に子育ての環境を考えると、仕事もしながら自然も豊かでワークライフバランスが取りやすい、仕事と生活のバランスが取りやすいと思う。それなりの収入さえあれば高知くらいの地方都市が一番人生トータルで豊かな生活ができるのではないかと」

県子育て支援課では11日の座談会の内容を少子化対策推進県民会議の総会で報告し、来年度の施策に活かすことにしています。