パリパラリンピックで金メダルを獲得した池透暢選手と、銀メダルの鬼谷慶子選手の2人を祝おうと高知市で凱旋パレードが行われ、沿道は多くの人で賑わいました。

凱旋パレードのスタート地点、東洋電化中央公園。セレモニーが始まる前から多くのファンで賑わいました。
午後0時半ごろ、凱旋パレードの主役の2人が登場。パリパラリンピック車いすラグビーで金メダルを獲得した池透暢選手と、陸上女性円盤投げで銀メダルの鬼谷慶子選手です。

感謝の言葉を述べたあと車に乗り込んだ2人、沿道の声援に応えます。

午後1時。県警の音楽隊を先頭に約70人が隊列を組むパレードが始まりました。
スタート地点の中央公園からゴールのひろめ市場までは約500メートル。
横断幕を持つのは鬼谷選手の母校、高知学芸高校の生徒たちです。
偉大な先輩のためにパレードを盛り上げました。

県によりますと、11月4日は沿道から約3000人が声援を送ったということです。

終始笑顔で沿道に手を振る池選手と鬼谷選手。午後1時20分ごろにゴールのひろめ市場に到着しました。

その後、2人は県民栄誉賞と高知市民栄誉賞の合同授与式に出席。県と市からそれぞれ賞を受け取りました。
パラリンピックでの金と銀の獲得は県勢初の快挙です。

池選手と鬼谷選手は今後も応援してくれた人々へ感謝の言葉を伝えるとともに、次のロサンゼルスパラリンピックに向けて競技を続けていきたいとしています。