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米大統領選、両氏が激戦州で“最後の訴え”

2024年11月5日 6:15
米大統領選、両氏が激戦州で“最後の訴え”

アメリカの大統領選挙は日本時間の5日夜、投票が始まります。トランプ前大統領とハリス副大統領は4日、それぞれ激戦州をまわり「最後の訴え」を行っています。

トランプ氏が「最後の訴え」の地に選んだのは、自身が当選した8年前の大統領選と同じ激戦州、ミシガン州の街です。トランプ氏の演説まであと7時間ほどありますが、すでに多くの支持者が集まり、熱気に包まれています。

トランプ氏は4日、ミシガン州での集会に先立ち、ノースカロライナ州とペンシルベニア州を訪れていて、前の日に続き、一日で激戦州3つをまわる予定です。選挙戦最終日の演説でも、ハリス氏への批判を繰り返しています。

共和党 トランプ前大統領
「カマラ(ハリス)の4年間はアメリカの労働者に経済的地獄をもたらしただけだ」「11月5日は我が国の歴史上、最も重要な日となるだろう。我々は迅速にこの国を救い、立て直す」「アメリカを再び偉大にする!」

一方、ハリス氏は、激戦州の中で最も重要とされるペンシルベニア州にしぼって、最後の追い込みを図っています。

ハリス氏の支持者
「カマラ!カマラ!カマラ!」「投票に行こう!そして勝とう!」

集会には、世界的人気歌手、レディー・ガガさんやケイティ・ペリーさんも出席する予定で、ハリス氏を支持するセレブを総動員して浮動票の取り込みを目指します。

最新の世論調査では、トランプ氏とハリス氏が横一線で争う、まれにみる大接戦となっていて、勝敗のカギを握る激戦州での「最後の訴え」が注目されています。

最終更新日:2024年11月5日 6:15