トランプ氏、ハリス氏への批判繰り返し…投票に行くよう訴え 米大統領選最後の週末
アメリカ大統領選挙まであと2日です。選挙戦最後の日曜日となった3日、トランプ前大統領は1日で3つの激戦州をまわり、支持を訴えました。現地から中継です。
トランプ氏は激戦州・ジョージア州の屋外施設で演説を行いました。トランプ氏はハリス氏への批判を繰り返し、投票に行くよう訴えました。
トランプ前大統領「この4年で状況はましになったか? 火曜に投票してくれれば、インフレを終わらせ、犯罪者の流入という侵略を止める。火曜に投票に行ってくれ、その後はさっさと終わらせてパーティーだ! カマラが壊した、我々が元通りにする! すぐにやるぞ!」
また、トランプ氏はペンシルベニア州の集会で、7月の暗殺未遂事件後に設置されるようになった防弾ガラスへの不満を口にした流れで、「私を狙うためには、フェイクニュースを貫くように撃たなければならない。そうなったとしても私はそれほど気にしない」と述べました。
演説を取材中の報道陣が銃撃される事態になっても構わないともとれる発言に、批判の声が上がっています。
トランプ氏はさらに、反トランプ派の共和党元議員リズ・チェイニー氏について、「銃の標的にして、どう感じるか見てみよう」と述べるなど、選挙戦の最終盤、暴力的な発言をエスカレートさせています。
選挙戦最終日となる4日は、トランプ氏がミシガン州で、ハリス氏はペンシルベニア州で最後の訴えを行う予定です。