高知市中心部の今と昔の風景を見比べて楽しんでもらおうと、高知市でユニークな写真展が開かれています。

高知市上町の四国銀行上町支店2階で開かれているのは、「武吉孝夫さんが撮影した升形、上町、旭町とその現在」と題した写真展です。

高知市の升形商店街が、高知市中心部の今と昔の風景を見比べてもらおうと企画したものです。

会場には四万十町在住の写真家・武吉孝夫さんが1976年に撮影した高知市中心部の写真18枚と、商店街関係者が今年同じ場所を撮影した写真を並べて展示しています。

高知市上町にあった闇市の写真には、食料品から衣料品、おもちゃなどさまざまな物が売られている様子が写っています。
活気あふれた場所はいま舗装された道路に変わりました。
高い塀が印象的なかつての高知刑務所の場所は、いまは市民が憩う城西公園となっています。

往時の高知市に思いをはせることができるこの企画展は、11月29日までです。