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南海トラフ地震臨時情報「巨大地震警戒」を想定した初の訓練 その後の地震に備える動きなどを確認【高知】

2025年1月28日 18:39
南海トラフ地震臨時情報「巨大地震警戒」を想定した初の訓練 その後の地震に備える動きなどを確認【高知】
南海トラフ地震臨時情報「巨大地震警戒」が発表された想定での訓練が1月28日に初めて高知県庁で行われ、県や関係機関がその後の地震に備える動きなどを確認しました。

■県職員
「巨大地震警戒が発令された」

県庁などで行われた訓練は、去年8月に日向灘で発生した地震によって南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを踏まえて実施されたもので、臨時情報の発表を想定した訓練はこれが初めてです。
訓練は、午前10時に静岡県沖でマグニチュード8.1の地震があり、気象庁が午後1時20分に臨時情報を発表したと想定し行われました。

南海トラフ地震臨時情報では、地震への備えのみを再確認する「巨大地震注意」と、地震への備えの再確認に加え少なくとも1週間の事前の避難を求める「巨大地震警戒」があります。

巨大地震警戒が発表された想定の28日の訓練では、市町村の避難指示などの状況を確認したり、安否不明者が出た時に迅速な救助にあたれるよう、氏名の公表のための準備を進めたりといった対応の確認が行われました。

また、28日は足摺岬沖でも巨大地震が発生した想定で発災1日後の対応を確認する訓練も実施され、県や関係機関が対応の手順を一つひとつ確認していました。
最終更新日:2025年1月28日 18:39
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