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県内13地点で最低気温が氷点下に 7日昼前から8日にかけて再び大雪か【高知】

2025年2月6日 11:55
県内13地点で最低気温が氷点下に 7日昼前から8日にかけて再び大雪か【高知】
高知県内では2月6日午前中までで中部と西部の雪のピークは過ぎ、午後からは冬型の気圧配置が緩む見込みですが、7日昼前から8日にかけては再び大雪となる見込みです。

午前7時頃の須崎市は、住宅の屋根にうっすらと雪が積もり一面が真っ白になっていました。

県内では6日午前中までで中部と西部の雪のピークは過ぎ、午後からは冬型の気圧配置が緩む見込みですが、7日から8日は再び上空に強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。

県内は冷え込み、最低気温は16の観測地点のうち13地点で氷点下となり、路面凍結によるスリップ事故が相次いでいます。

須崎市の国道197号では軽トラックが凍結した路面でスリップし、歩道に乗り上げていました。

県警によりますと、5日午前9時から6日午前9時までの24時間に雪や路面凍結による事故は本山町や津野町など県内で11件発生しました。

また、雪の影響で県内では休校が相次いでいます。小中学校では大豊町、越知町、津野町、梼原町、四万十町、四万十市の6つの市と町であわせて14校が休校し、県立高校では梼原高校が休校となりました。

県内は、7日昼前から8日にかけて山間部を中心に大雪となり、平野部でも大雪となる所がある見込みです。24時間に予想される雪の量は、多い所で7日午前6時までに平野部で3センチ山間部で10センチ、8日午前6時までは平野部で10センチ山間部で30センチ、9日午前6時までは平野部で1センチ山間部で10センチです。気象台は積雪や路面の凍結による交通障害に十分注意するよう呼びかけています。

雪による交通への影響です。
午前6時20分頃、徳島県三好市のJR四国の土讃線で大雪により倒れた竹の影響で現在、土讃線の特急列車「南風」の児島駅から高知駅の間と、普通列車の琴平駅から土佐山田駅の間で運転見合わせとなっています。

また、予土線の窪川駅から宇和島駅までを終日運休にしています。

国道も通行止めが発生していて、国道32号、大豊町の大久保から西土居までの6.6キロの区間が路面の積雪・凍結により通行止めになっています。
最終更新日:2025年2月6日 11:55