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県内中部・西部は6日明け方にかけて大雪に警戒 列車終日運休も【高知】

2025年2月5日 11:56
県内中部・西部は6日明け方にかけて大雪に警戒 列車終日運休も【高知】
高知県内は強い冬型の気圧配置になっていて、中部と西部では2月6日明け方にかけて大雪に警戒が必要です。

午前8時すぎの津野町では前が見えなくなるほどの大量の雪が降り、車がゆっくりと通行していました。
中には20センチから30センチほどの雪が屋根に積もった車や、津野町から梼原町に向かう坂をのぼることができず停車しているトラックなどが見られました。

四国地方は強い冬型の気圧配置になっていて、上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込み、県内では雪が降っている所があります。5日午前9時現在の積雪の深さは、津野町高野で26センチです。

一方午前9時頃の梼原町でも大量の雪が降り積もり、住民が雪かきをしていました。

県内は6日の昼前にかけて山間部を中心に大雪となり、平野部でも大雪になる見込みで、特に中部と西部では6日の明け方にかけて大雪に警戒が必要です。24時間に予想される雪の量は多い所で、6日午前6時までは平野部で10センチ、山間部で30センチ。7日午前6時までは平野部で3センチ、山間部で15センチ。その後8日午前6時までは平野部で10センチ、山間部で30センチとなっています。

雪の影響で午前9時半現在、梼原町と四万十町の8つの小中学校と2つの高校が休校しました。

また四万十市と黒潮町の3つの小中学校が始業を遅らせたほか、中土佐町のすべての学校が5日の下校を早めることを決めています。

大雪によりJR四国は、予土線の窪川駅から宇和島駅までの間で5日、終日運休します。バスの代替輸送は予定されていません。6日以降も雪の状況で運休になる可能性があるとしています。

5日は各地で気温も下がっていて、気象台は積雪や路面の凍結による長時間の交通障害、集落の孤立に警戒するよう呼びかけています。
最終更新日:2025年2月5日 11:56