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佐川町で開催中の『さかわかき氷街道』地元の食材を使ったかき氷やユニークなかき氷を紹介【高知】

2024年7月10日 19:01
佐川町で開催中の『さかわかき氷街道』地元の食材を使ったかき氷やユニークなかき氷を紹介【高知】
高知佐川町で7月1日から「さかわかき氷街道」が始まりました。
6回目となる今回は過去最多の11店舗が参加。地元の食材を使ったかき氷やユニークなかき氷が登場し、街道を盛り上げています。

さかわかき氷街道は佐川町の観光協会が2019年から始めた企画で今回は町内の11店舗が参加。そのうち4店舗が初参加です。

まず訪れたのは、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士にちなんで名づけられ、去年6月に開業した「まきのさんの道の駅・佐川」です。
こちらの道の駅の中には新しいかき氷の店舗が2つありますが、そのひとつが「gochisou Lab.KOCHI(ゴチソウ ラボ コウチ)」です。
この夏、佐川町の食材をふんだんに使った5種類のかき氷が初登場しました。
考案したのは佐川町の地域おこし協力隊員でパティシエの小山菜摘さんです。

地元産のイチゴやほうじ茶を使ったかき氷などバラエティに富んだラインナップ。
気になったのは、佐川の地乳と砂糖だけを2時間煮詰めて作った、手作りの練乳シロップをたっぷりかけたかき氷。
牧野博士が愛した花、バイカオウレンをイメージしたメレンゲクッキーをのせて完成です。
見た目もサイズも価格も三拍子揃った可愛らしいかき氷は、気軽に涼をとれそうです。

続いてもこの夏、初登場のかき氷。
「gochisou Lab.KOCHI」の隣にある「西村商店」です。

県内に4店舗ある西村商店はインパクト抜群の刺身定食などが人気の店。
そんな西村商店のかき氷に使うのは、高知の宴席で盛りだくさんの料理をのせるための大皿・皿鉢。
2人がかりで氷を削り、佐川町産のブルーベリーやマンゴー、モモをこれでもかとのせていきます。
スイカ4分の1を刺身に見立てて飾りつけ、ブルーハワイのシロップで青色に。ラムネとチョコで目を作ったら豪快な皿鉢かき氷の完成です。

みんなでシェアして楽しめる皿鉢かき氷。夏の思い出作りにもぴったりです。

最後は、牧野公園に去年10月にオープンした「わらび餅うさぎ堂」。
看板商品はオーナーの門田早緒理さんが丹精込めて作る大きなわらび餅です。
開店以来初めて迎える夏に向け準備したのが、このわらび餅を使ったかき氷だといいます。

実は門田さんが以前さかわ観光協会で働いていた際、旧浜口家住宅で提供し人気だったのがわらび餅のかき氷。
ふわふわの氷の中には佐川町産の冷凍イチゴと練乳を忍ばせて黒みつときな粉をたっぷりかけたら、看板商品のわらび餅をどーんと盛り付けて完成です。

別皿で添えられた手作りの粒あんと一緒に食べると、食べ応えが増します。

「さかわかき氷街道」は9月30日まで開催中です。個性豊かなかき氷で涼をとって暑い夏も乗り切りましょう。