『トロイの木馬に感染した』 パソコンのウイルス感染警告で250万円をだまし取られる【高知】
パソコンのウイルス感染対策などとして、1月に高知県宿毛市に帰省していた大阪府の50代の女性が250万円をだまし取られていたことがわかりました。
高知県警によりますと1月4日、宿毛市に帰省していた大阪府の50代の女性がパソコンでインターネットを利用中、「トロイの木馬に感染しました」という文字が表示され、警告音が鳴りました。このため、女性がマイクロソフト社と書かれた問い合わせ先に連絡し、電話に出た男の指示に従うと遠隔操作で警告音が止まりました。この後、電話に出た別の男がインターネットバンキングの利用について聞いたため、女性が利用していることを伝えると、男は「情報が流出している可能性があり他の人に預金を引き出されるおそれがある」などと言って預金を一時的に指定する口座に移動するよう指示しました。
女性は指示に従って口座に送金し、250万円をだまし取られました。女性は送金後、電話口の男から「これは詐欺です。警察に行ってください。」と言われて犯行に気が付き、警察に被害届を出したということです。
県警によりますと2024年に県内で発生した特殊詐欺被害は54件で、被害額は2億3000万円に上っています。
県警は「電話で金の話が出たら詐欺と疑い、焦らず冷静に判断してほしい」と注意を呼びかけています。
高知県警によりますと1月4日、宿毛市に帰省していた大阪府の50代の女性がパソコンでインターネットを利用中、「トロイの木馬に感染しました」という文字が表示され、警告音が鳴りました。このため、女性がマイクロソフト社と書かれた問い合わせ先に連絡し、電話に出た男の指示に従うと遠隔操作で警告音が止まりました。この後、電話に出た別の男がインターネットバンキングの利用について聞いたため、女性が利用していることを伝えると、男は「情報が流出している可能性があり他の人に預金を引き出されるおそれがある」などと言って預金を一時的に指定する口座に移動するよう指示しました。
女性は指示に従って口座に送金し、250万円をだまし取られました。女性は送金後、電話口の男から「これは詐欺です。警察に行ってください。」と言われて犯行に気が付き、警察に被害届を出したということです。
県警によりますと2024年に県内で発生した特殊詐欺被害は54件で、被害額は2億3000万円に上っています。
県警は「電話で金の話が出たら詐欺と疑い、焦らず冷静に判断してほしい」と注意を呼びかけています。
最終更新日:2025年1月6日 19:00