海外の富裕層が持つ“スーパーヨット”本格誘致へ県などが検討
海外の富裕層が所有する大型プレジャーボート「スーパーヨット」のインバウンド誘客を目指して、愛媛県は本格的に受け入れ体制を整える方針です。
松山市内で開かれた「スーパーヨット」の勉強会には、中村知事や県内20市町の市長・町長が出席しました。
スーパーヨットは、海外の富裕層が所有する船長24m以上の大型プレジャーボートのことです。
スーパーヨットとともにレジャー目的でオーナーの富裕層が各国を訪れ、寄港先で大規模な消費が見込めることから、世界的に注目が集まっています。
きょうの勉強会では、スーパーヨットの誘致を行っている企業の代表らが講演し、スーパーヨットのオーナーが1日あたり200万円近く現地で消費することなど、経済効果を説明していました。
県は、スーパーヨット受け入れのための整備事業などに、当初予算でおよそ2000万円を計上していて、今後、市町と連携して県内の観光消費額増加を目指したいということです。