愛媛県内の被害総額は約6億3000万円「SNS型投資・ロマンス詐欺」急増で県警が対策強化へ
愛媛県内で急増するSNS型投資詐欺などの対策強化を目指します。
愛媛県警 山浦親一本部長:
「これ以上の被害の拡大を食い止めるため効果的な広報・啓発、あるいは投資詐欺サイトに誘導する偽広告対策、抑止対策についても取り組んでいただきたい」
きょう、県警本部で開かれた会議には県内の警察署の刑事課長など刑事部門の幹部らが出席しました。
会議では、県警の池内良樹刑事部参事官が県内で急増するSNS型投資・ロマンス詐欺の現状や匿名・流動型犯罪グループの実態について説明しました。
そして、今年4月、全国の警察に「特殊詐欺連合捜査班」が設置されたことを挙げ、一体となって捜査や取り締まりを推進していくことを確認しました。
県警によると、県内ではSNS型投資・ロマンス詐欺が今年は69件、被害総額はおよそ6億3000万円に上っていて、今後も対策の強化を図っていくとしています。