特別支援学校の生徒たちが“分身ロボット”通して接客体験 就労の一助に【愛媛】
様々なジャンルで私たちの生活を支援してくれるロボット。
きょう愛媛県今治市にお目見えしたのは…
「一生懸命頑張りますのでどうよろしくお願いします」
お客さんにあいさつするロボット。実は…
ノトス 藤原正典社長:
「県内の特別支援学校や就労支援の皆さまが接客の就労体験をしています」
県が進めるデジタル実装加速化プロジェクト、「トライアングルエヒメ」の一環で行われた、障害者の就労支援事業でのひとコマです。
きょう、今治里山スタジアムに隣接する「里山サロン」では、県立宇和特別支援学校の生徒らがロボットを通して、商品の説明や接客を行いました。
「伯方島で作られている塩の花。塩の花は塩の結晶のことです」
今回導入された分身ロボットOriHime(おりひめ)。お客さんとの会話に合わせて、遠隔操作する生徒の表情を表現することができます。
お客さん:
「いろいろ障害がある方はやれないことがたくさんあると思いますが、こういう方法を使えば障害が障害じゃなくなると思い、とってもいい方法だと思いました」
ノトス 藤原正典社長:
「金融機関や行政の窓口での案内、あるいは高齢者施設での高齢者との会話やサポートのコミュニケーションを遠隔操作ロボットでできるのではないかと考えています」