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西日本豪雨で土砂崩れの被害 復旧工事すすむミカン山で苗木の植え付け【愛媛】

2024年3月11日 17:43
西日本豪雨で土砂崩れの被害 復旧工事すすむミカン山で苗木の植え付け【愛媛】

2018年の西日本豪雨でミカン山が甚大な被害を受けた宇和島市。大規模な復旧工事が行われている市内の園地できょう、ミカンの苗木の植え付けが行われました。

苗木が植え付けられたのは、宇和島市吉田町玉津地区の2.4ヘクタールの柑橘園地です。

頂上付近からおよそ250メートルにわたって大規模な土砂崩れが発生したこちらのミカン山では、2021年7月から復旧工事が進められています。

工事は広い範囲で区画整理を行い、災害に強く、生産効率の高い園地を目指す「再編復旧」で、およそ7割が完了したことから、先月から早生温州の栽培を再開しています。

きょうは中村知事が園地を視察し、県の職員から現在の工事の進捗状況などの説明を受けました。

園地のミカン農家 河野道成さん:
「やっとここまで来たなという感じですね。ここから先長いですけども頑張って行きたいと思ってます。本格的にとれるのは10年先になると思います」

中村知事:
「まだ一部ではありますけども、こうして植栽にこぎつけたということで、残る地域も順調に進んでますので大きな励みにもなろうかと思いますし」

この園地での「再編復旧」工事は、再来年3月の完了を目指しているということです。

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