高校生が修理した車いすを医療施設に寄贈 これまで1500台以上を修理 ウクライナにも送る
愛媛県新居浜市の高校生が故障などで使われなくなった車いすを修理し、医療施設に寄贈しました。
県立新居浜病院で行われた寄贈式では、新居浜工業高校VYS部の松木瑠生部長から堀内敦院長に車いす3台の目録が手渡されました。
VYS部では県内の福祉施設や個人から、故障したり古くなったりして使われなくなった車いすを引き取って修理し、医療施設などに届けています。
これまでに1500台以上を修理していて、昨年度は、民間団体を通じてウクライナに20台の車いすを送ったということです。
新居浜工業VYS部 部長 松木瑠生さん(1年):
「車いすを修理して届けた時に、施設の人や個人宅の方がありがとうという気持ちや笑顔を伝えてくれるのがとっても嬉しくて達成感を感じられてこれからも続けようと思います」
新居浜病院では、贈られた車いすを外来患者の移動の際に活用したいとしています。