瀬戸内海のドキュメンタリー番組題材に 高校生が深刻化する海ゴミ問題を考える
高校生たちがテレビのドキュメンタリー番組を題材に、深刻化する海ゴミ問題について考えました。
松山東高校で行われたのは「ソーシャルチャレンジフォーハイスクール事業」です。
これは、地域社会と連動した体験的な活動を通して地域の課題解決を図ろうと、県が県内の高校などで進めるプロジェクトで、今回は1年生の生徒およそ360人が参加しました。
今回題材に選ばれたのは、南海放送が制作したドキュメンタリー番組「豊穣の海~ゴミ浜とゴミバカ」で、まずは上映が行われました。
この番組は、八幡浜市を拠点に瀬戸内海の海ゴミ拾いを続ける「E.Cオーシャンズ」の岩田功次代表の活動を描いたものです。
上映のあと、制作した山本貴洋ディレクターが「海ゴミとは 無関心が形になったもの」などと、取材を通して感じたことやエピソードを披露しました。
生徒たちは「今、松山の高校生に何ができるか」をテーマに一人一人が意見を述べるなど、海ゴミ問題について議論を深めていました。