今年の夏はあまり「蚊」を見かけなかった?秋になっても油断大敵!これからが“蚊のシーズン本番”
夏に多いイヤ~なあの虫。今年はこれからが蚊のシーズンになりそうです。
秋になっても気温が高い状況でこんな異変が起きています。
「秋になっても蚊に要注意」
環境省によると、日本で最も一般的に見られる蚊の一種で、別名ヤブカと呼ばれる「ヒトスジシマカ」。活動が活発になる気温は25℃~30℃。6月~9月ですが、地球温暖化の影響で、10月にかけても気温が高い日が続き、蚊の活動がおさまらない状態です。
今年は夏場に蚊をあまり見かけなかったという話をよく聞きますが、蚊は気温が35℃を超えると活動が鈍くなる特徴があるそうで、今年の夏は猛暑日に迫る暑さが長く続いたので、夏場は蚊が少なかったかもしれません。
県の生物多様性センターによると、今年はこれからが蚊の本番。10月にかけても油断しないようにしましょうということです。
気温30℃前後の時間帯で、日陰で水気があるジメっとした場所は蚊が多いので、草引きや庭いじりの時は時に注意が必要です。
蚊にさされないために、日焼け止めクリームのあとに、虫よけスプレーをすると効果的だといいます。
この先の気温をみると、今週いっぱいは最高気温が30℃以上の日が続きます。来週になると暑さが和らいで過ごしやすくなると同時に、蚊にとっても活動しやすい気温が続きます。散歩のときも、しっかり対策をしておきましょう。