ノーベル平和賞授賞式に出席 被団協の松浦秀人さんが松山市で報告会
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の松浦秀人さんが、愛媛県松山市で、先月出席した授賞式について報告しました。
松山市で開かれたノーベル平和賞の受賞記念報告会には、市民およそ250人が参加しました。会では松山市在住で日本被団協 四国地区代表理事の松浦秀人さんが、先月ノルウェーで開かれた授賞式について現地での体験を報告しました。
広島に原爆が投下された際に母親の胎内で被爆した松浦さん。受賞式の後には、オスロ大学で360人の学生を前に、胎内被爆者としての葛藤や核兵器廃絶の大切さを話したということです。
松浦さん:
「被爆者の体にガンや白血病を生み出したり、ガンや白血病に限らず様々な疾病をもたらすのが放射線被害」
参加者は松浦さんの報告を聞きながら、核兵器の悲惨さや平和について改めて考えていました。
最終更新日:2025年1月14日 19:15