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「酌量の余地は全くない」松山市の貴金属買取店強盗事件 被告の男(57)に懲役6年の実刑判決

2024年8月29日 14:52
「酌量の余地は全くない」松山市の貴金属買取店強盗事件 被告の男(57)に懲役6年の実刑判決

「凶悪な態様の強盗」

松山市の貴金属買取店強盗事件、男に懲役6年の実刑判決です。

高知県いの町出身で住所不定 無職の中岡慎一被告(57)は、ことし5月、松山市銀天街の貴金属買取店で店員にナイフを突きつけたうえ「変な声を出したら殺すぞ」と脅し、現金およそ46万円を奪った罪などに問われています。

きょうの判決公判で、松山地裁の渡辺一昭裁判官は「凶悪な態様の強盗事件で被害金も多額」としたうえで、「身勝手かつ短絡的な動機に酌量の余地は全くない」と指摘。

また、中岡被告は別の強盗事件の服役を終えた直後にこの事件を起こしており、「累犯前科も認められる」などとして懲役6年の実刑判決を言い渡しました。