今治市で「セアカゴケグモ」3匹発見 見つけても触らず市町に連絡を
愛媛県今治市内で特定外来生物「セアカゴケグモ」が見つかりました。これまでのところ、咬まれたり健康被害を訴えたりする人は確認されていません。
県によりますと今月27日、今治市常磐町の市立中央図書館の職員からセアカゴケグモとみられる2匹を発見したなどと通報がありました。
その後、県の調査で2匹はメスのセアカゴケグモと確認されたほか、現地調査で新たにメス1匹が発見されましたが3匹はすべて殺処分されました。
特定外来生物に指定されているセアカゴケグモは、全体が光沢のある黒色で背中に赤い模様があるのが特徴で、かまれると痛みや腫れを引き起こし、重症化すると吐き気や腹痛などの症状がでるということです。
県によりますと、これまでのところ咬まれたり健康被害を訴えたりする人はいないということです。
県はセアカゴケグモを見つけた場合は、触らずに最寄りの市役所や町役場などに連絡してほしいと呼びかけています。