災害や事件発生時に遺族の精神面での支援を強化 愛媛県警と日本DMORTが協定
災害や事件が起きた際の遺族の精神的な支援を強化しようと、愛媛県警が協定を結びました。
県警察本部で行われた締結式では、県警の山浦親一本部長と、災害や事件が発生した際に犠牲者の家族支援を行っている一般社団法人 日本DMORTの吉永和正理事長が協定書にサインしました。
日本DMORTは医師や看護師らで構成していて、東日本大震災や能登半島地震などの被災地で遺族の精神的な支援を行っています。
県警ではこれまで「犯罪被害者支援室」が遺族の支援を行っていましたが、今後は、大規模災害時などに日本DMORTと連携することでよりきめ細やかな支援を行い、精神的被害の軽減につなげたいとしています。
日本DMORTの吉永理事長は「遺族の支援はできるだけ早い時期から始めることが大切。今回の協定で、愛媛でもすぐに活動ができる体制ができた」と話していました。