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今年の漢字は『税』に決定 愛媛県民に聞いた!あなたが選ぶ一文字は?

2023年12月12日 18:20
今年の漢字は『税』に決定 愛媛県民に聞いた!あなたが選ぶ一文字は?
今年の漢字は「税」

年末恒例の‟今年の漢字”が「税」に決定しました。‟愛媛県民的”今年の漢字は?街の皆さん、そして各分野のリーダーに聞きました!

まずは、松山市・大街道で聞きました!

20代女性:
「‟幸”です。4月に息子が生まれて今年1年育児大変だったんですけど、息子の笑顔でいつも幸せになってます!」

80代女性:
「コロナで3年なんぼ出たらいかんって外出しないで言うたでしょう?歩けるようになったからね、 毎日出てきてる。世の中みんなが‟幸”せならいいな思って」

20代・社会人1年目:
「僕の今年の漢字は、‟忙”しい。設計事務所に就職になりまして、ありがたいことにたくさん仕事をやらせてもらってまして、毎日充実して嬉しい意味での忙しい」

県内各業界のリーダーにも、「今年の漢字」を聞いてみました!

まずは…

道後プリンスホテル 河内広志会長:
「非常に好調に推移しましたので、道後エリア全体が盛り上がりましたね」

新型コロナが5類に引き下げられ、賑わいを取り戻した道後。今年、ホテルの売り上げは、去年より1割ほど上昇したといいます。

河内会長:
「“益”。利益の益とも読みますけど、このビヨンドコロナにあっても、お越し頂くお客様にも感謝をしたいし、我々の旅館業が非常にお役に立ってるのではないかなと感じました。併せてお越しいただいたお客さまにご満足いただくように、頑張りましたので、その意味で受益もございました。その2つの意味合いからこの漢字を選ばせて頂きました」

道後温泉本館の保存修理工事が完了し、全館での営業が再開される見込みの、2024年。

河内会長:
「私ちょうど年男でもあるんですよ。おもてなしを貫いて日本一の温泉地になるように、 最大の努力を続けたいと思います。辰、龍のごとく、登っていきたいなと思っております」

続いては、東予!去年、中心市街地の活性化を目的に始まった、今治市の「せとうちみなとマルシェ」

おとといは、来場客が1日2万2000人と過去最多となるなど、今治の街を盛り上げています。

マルシェの運営委員長、原さんの今年の漢字は…

原委員長:
「“賑”わいの一文字です。この1年賑やかでしたけど忙しかったです」

来年は辰年。まちの“賑”わいを取り戻そうと奮闘してきた原“竜”也運営委員長、早くも意気込んでいます。

原委員長:
「開催することが最終目的ではなく、中心市街地の活性につなげることが目的なので、そのためには継続し、さらに発展をしていかなければいけないと考えています」

県民的今年の漢字。最後は、南予・宇和島市で聞きました。

魚の養殖から加工・販売を手掛ける「イヨスイ」の社長荻原さんの今年の漢字は…

荻原社長:
「“動”くです。今我々の業界というか社会が市場の動きが激しくなったそう感じる。それに合わせて我々も動かざるをえないんじゃないかなと」

海外向けにシマアジやハマチを輸出しているイヨスイでは、福島第一原発のALPS処理水を海洋放出した8月以降、中国向けの輸出がゼロになったといいます。

荻原社長:
「今後伸びしろが相当大きいものであったというふうに思っております。それが今年止まった来年どうなる、先はどうなるんだろうそういう、今不安でいっぱいです」

また、円安によるエサ代や資材の高騰、物流の2024年問題など水産業を取り巻く環境は厳しいということですが、荻原社長は、来年も“動”くことが大切だと話します。

「やっぱり時代に合わせたような時代の先取りをしていかなければ、我々も残っていけないんじゃないか。もう地域も発展できないのではないかなと考えております」