道後温泉本館 素屋根のテント膜解体作業始まる【愛媛】
保存修理工事を行っている道後温泉本館の素屋根テント膜を解体する作業が1日、始まりました。
道後温泉本館は耐震化などを目的に2019年から保存修理工事が行われています。
雨や風から保護するため、宇和島市を拠点に創作活動を行う画家・大竹伸朗さんが手がけたテント膜に覆われていましたが、1日朝から撤去する作業が始まりました。
テント膜の取り外しは手作業で西側の面から行われ、これによりおよそ2年ぶりに「道後温泉」の看板が現れました。
テント膜の撤去作業は、11月11日まで行われる予定でその後は順次、素屋根の鉄骨を解体していくということです。
外されたテント膜は、松山市内53の市立小学校で学校用のテントとして再活用される予定です。