松山市南堀端の石積み崩落 専門家が他の箇所でも損壊の危険性を指摘
先月31日に見つかった、松山市南堀端の石積みの崩落。大雨で堀の水位が上昇し、水が入り込んだことが原因とみられています。
先月31日に見つかった、およそ13メートルにわたって崩れた松山城、南堀端の石積み。
道路を管理する松山河川国道事務所ではきょう、土砂が露出した部分に土のうを積む応急工事を完了させたということです。
大雨のたびに堀の水位が上昇し、それまで水に接していなかった石積みから水が入り込み、水を含んだ土砂が石積みを押し出したことが原因とみられています。
南堀端では今回の現場の西側でも石積みが膨らんでいる箇所が確認されていて、愛媛大学の専門家が損壊の危険性を指摘しているということです。
松山河川国道事務所では今後、石積みが押し出されないよう上からおさえるなど、応急措置の実施を検討しています。
最終更新日:2024年9月6日 19:49