【速報】伊方原発3号機 運転差し止め認めず 大分地裁
大分県の住民が対岸にある伊方原発3号機の運転差し止めを求めていた裁判でさきほど、大分地裁は住民の訴えを棄却しました。
伊方原発3号機の運転差し止めを求める訴えを起こしていたのは大分県の住民569人です。
原告側はこれまで、四国電力の活断層の調査は不十分で、「地下の地質構造を三次元的に把握する調査が必要」などと訴えていました。
これに対し、四国電力は「ボーリング調査などの総合的な評価で地下構造は把握できていて、原子力規制委員会の新規制基準に照らしても三次元探査は不要」と主張。
また、「海上音波探査などの結果、敷地近くに活断層はない」などと反論していました。
判決は、さきほど午後2時に言い渡され、大分地裁の武智舞子裁判長は住民の訴えを棄却しました。