災害に強いまちづくりを目指して、消防関係者の団結を強めようと、「消防出初式」が松山市で行われました。

松山市で行われた消防出初式では、まず能登半島地震の犠牲者に黙とうがささげられました。式典のあと、消防団員ら１０００人による行進や、古典竹梯子の演技が行われ団結の強さを披露していました。

松山市によりますと、消防団員の数は、全国的に減少していますが、松山市では、消火活動は行わず
防災教育や避難所の運営支援など活動の内容を限定した「大学生等消防団員」の増加を背景に、消防団員数は１５年連続で増加しているということです。

このほか会場では、能登半島地震の義援金の募金活動が行われ、訪れた人たちが被災地に思いを寄せていました。