蜃気楼の一種…島や陸が浮いたように見える「浮島現象」愛媛・西予市
今朝はぐっと冷え込みましたが、寒い日ならではの現象に遭遇しました。
きょう愛媛県西予市三瓶町で見られた「浮島現象」です。取材中に偶然見ることができました。
浮島現象は、海水温と気温差によって密度の異なる大気を太陽の光が通過する時に屈折して、島や陸が浮いたように見える蜃気楼の一種で寒い冬ならではの現象です。
この時期は気温より海水温の方が高く、きょうの三瓶周辺の海水温は19℃。
一方気温は、西予市宇和で1.5℃、宇和島で4.1℃など、各地12月下旬から1月下旬並みの寒さで昼間も気温があまり上がらず、遠くの島が浮いたように見えました。
最終更新日:2024年12月11日 19:00