楢崎アナ：
今週土曜にニンスタで行われる「四国ダービー」について、愛媛FCが誇る“ミスタースーパーポジティブ”、森脇良太選手にお話を伺います。

森脇選手：
愛媛の皆さんこんばんは、愛媛FCの森脇良太です！

Q.去年11月のJ3優勝決定以来の出演ということで、チームにとって3年ぶりのJ2、ここまで24試合を終えて9勝7分8敗の9位につけていますが、この結果、選手目線でどのように捉えていますか？

森脇選手：
若い選手を中心に今戦って手応えを感じている部分もありますが、自分たちとしてはまだまだやれる、もっと勝ち点を取れたなという思いが強いので、どの選手も満足はしていないです。勝ち点を落とした試合もたくさんあるので悔しさの方が大きいのかなと感じてます。

Q.開幕戦から始まり1‐0の白星スタートで、サポーターたちもすごい盛り上がりでシーズン開幕させてくれましたよね。

森脇選手：
開幕からサポーターはエンジン全開で僕らにすごいパワーを送ってくれたんで、何としても勝利をもぎ取りたいなと思いました。それが結果に繋がってよかったなと、非常に弾みがつきました。

Q.甲府戦での逆転勝利など、印象的な試合がたくさんありましたよね。

森脇選手：
清水エスパルスに勝った試合もそうですけど、本当にチームが躍動したときは上位相手にも十分戦えると、愛媛 FC の強さを見せつけることができてるなというふうに思ってるので。あとは、自分たちがそれをどれだけ継続できるかが一つ鍵になってくると感じてます。

Q.リーグ戦では7月13日の藤枝戦から2週間ほど中断がありました。その間チームの動きや雰囲気などはいかがでしたか？

森脇選手：
監督から4日間のオフをいただいて、選手はみんな心身ともにリフレッシュはできたんで、オフ明けからは良い練習が積めてるんじゃないかなと。チーム力は間違いなく上がってきてるんで、ダービーに向けて抜群のコンディションを整えられてるんじゃないかなと思っています」

Q.そのリーグ再開初戦が、徳島との四国ダービー。Jリーグ加入前から熾烈な戦いを繰り広げてきたライバルとなるわけですが、この四国ダービーはどのような心持ちで臨みますか？

森脇選手：
もう何が何でも勝利を取らなくちゃいけない。どんなことがあっても勝ち点3だけを奪わなくちゃいけない、それがダービーだと思ってるんで、前回対戦アウェーで引き分けという結果で、今回ホームでやる上でかなりアドバンテージはあると思ってるんで、みんなで襲いかかって、勝利だけを求めて戦いたいなと。引き分けはもう許されません。

Q.森脇選手は2006年、愛媛がJリーグに加入して最初の四国ダービーを覚えてますか？森脇選手のゴールで勝ったんです。

森脇選手：
覚えてます。懐かしいですね。若いな…もう恥ずかしい！

Q.そして続く6月の第2戦でもこの15番の選手が決めるわけですよね？

森脇選手：
そうなんですよ。ダービー2試合連続でゴールを奪いましたけど、このゴールが僕自身プロでやっていけるんだと強く感じた試合でもあるんで、次のダービーも僕のゴールでチームを勝たせられることができたら嬉しいなと思ってます。

Q.今シーズンはここまでリーグ戦2試合の出場であります。森脇選手のコンディションそして後半戦に向けての意気込みは？

森脇選手：
ここまで自分自身ケガに苦しんでるところがありましたけど、ようやくコンディション的には徐々に上がってきて、ここからチームに貢献したいなと思ってるんで、みんなでダービーは相手に襲い掛かっていきたいなと思います。

サポーターの皆さんに向けて、メッセージをお願いします。

森脇選手：
ダービーというのは本当に情熱と情熱の戦い、そして魂と魂のぶつかり合いがダービーだと思ってます。僕らの勇姿・情熱・パワーを、そしてエキサイティングな試合をスタジアムで見ていただけたらなと思ってます。8月3日は本当に特別な、僕らにとって重要なゲームになるんで、ニンジニアスタジアムで僕らに熱いパワーをエネルギーを送ってください。よろしくお願いします！

第25節愛媛 FC 対徳島ヴォルティス四国ダービーは、8月3日土曜午後7時から、ニンジニアスタジアムでキックオフです。