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香川県内最大規模の木材加工工場 起工式 三豊市 県産木材活用で「循環型社会」をめざし

2024年5月2日 16:57
香川県内最大規模の木材加工工場 起工式 三豊市 県産木材活用で「循環型社会」をめざし

 循環型社会の実現に向け、香川県産の木材の活用が期待されます。香川県三豊市に県内最大規模となる木材加工工場が整備されることになり、2日、起工式が行われました。

 工場は、丸亀市に本社を置く大倉工業が整備するもので、起工式では関係者など、およそ30人が出席して、工事の安全を祈願しました。

 今回、整備されるのは小さな木の板を貼り合わせて強度を高める「集成材」と呼ばれる木材の加工工場で、2026年4月からの操業を予定しています。今年2月には木材を設計図通りに加工するプレカット工場を設けていて、これらを連携し、県内最大規模の木材加工工場となります。

 香川県内には50年ほど前に大規模に植林されたヒノキが大きく育っていることから、この企業では県産木材を積極的に活用して、需要の拡大と循環型社会の実現につなげたいとしています。

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