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香川県内2か所に整備 データセンター運営企業が県と立地協定締結

2024年5月7日 16:46
香川県内2か所に整備 データセンター運営企業が県と立地協定締結

 香川県内2か所に整備が決まった、AI開発のための専用データセンターに関して、運営する企業が7日、県と立地協定を交わしました。

 香川県と協定を結んだのは、東京のクラウドサービス大手「ハイレゾ」です。AIなどの開発に欠かせない高性能の画像処理半導体・GPU専用のデータセンターを、高松市の研究施設と、綾川町の廃校となった中学校に設けます。

 あわせておよそ200台のサーバーを設置し、最大でスーパーコンピューター「富岳」の1.7倍に相当する計算処理が出来るということです。

(ハイレゾ 志倉喜幸社長)「(生成AIの市場を)日本が獲らなければならないマーケットだと踏んで、それを地方創生と組んでいくのか、新たな産業を国や県を含めて取り組めること自体が、各市町村にとって良いニュース。」

 ハイレゾがデータセンターを設けるのは石川、佐賀に続いて中四国では初めてで、香川への進出は、自然災害の少なさと行政の手厚いサポートが後押しになったとしています。データセンターは高松市の施設が今年10月、綾川町は来年8月頃に、それぞれ稼働する予定です。

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