就職活動やキャリア教育に役立てて 岡山県内の高校教員が企業の“声”を聴くイベント
高校の進路指導の教員が実際に仕事を体験し
生徒の就職活動やキャリア教育の指導に生かしてもらうイベントが
きょう岡山市で開かれました。
「先生Fes」と名付けられた体験会。
岡山県の17の高校から進路指導を行う20人の教員が参加し
高校生の採用を検討する県の内外の17社から求める人材などを聞きました。
厚労省によりますと2021年に卒業した高校生のうち3年以内の離職率はおよそ4割でした。
離職の大きな原因として事前のイメージと実際の仕事とのギャップが考えられています。
そのため進路指導の教員が実際の仕事を理解することで
生徒へ適切に説明し、離職防止に繋げる目的です。
去年9月時点で岡山県の高校生の有効求人倍率は2.71倍。
慢性的な人手不足が続くなか企業と教員による相互理解の場が
生徒の選択肢に大きく影響しそうです。