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児童が水質調査を体験「環境問題に関心を持って」小学校で出前授業

2024年6月27日 17:11
児童が水質調査を体験「環境問題に関心を持って」小学校で出前授業

 海洋ゴミなどの環境問題に関心を持ってもらおうと、高松市の小学校で、県の専門職員を招き水質の調査を体験する出前授業が行われました。

 出前授業は高松市の木太南小学校の4年生を対象に行われ、県環境保健研究センターの職員が講師を務めました。

 学校近くを流れる川の水に溶ける汚れの量を、調査キットを使って測定し、フナなどが棲息できるきれいな川であることを確認。しかし、続いて醤油やコーヒーを少し混ぜた調査では、結果が一変し、人間の生活排水が川や海の水を汚してしまうことを学びました。

(児童は)「ごみなどを捨てると水の生き物が(川や海に)すめなくなってしまうことがわかったので、生き物を守っていきたい。」「川や海に汚い水を流さないこと と、(洗濯などの)残り水を他のことに再利用したい。」

 児童達は総合学習でも、この川のゴミ問題について学習しているということで、地元の川をきれいに守る決意を新たにした様でした。