「めざせ海ごみゼロ」不法投棄監視　海上パトロール

　海の上での不法投棄を防ごうと19日、国や玉野海上保安部などの合同パトロールが玉野市沖で行われました。

　合同海上パトロールは、毎年6月の環境月間に合わせて行われています。この日は国と県、それに市の職員が玉野海上保安部の巡視艇に乗り込み、双眼鏡を使って、流木やペットボトルといったごみが漂っていないかや、どこに流れ着くのかなどを確認しました。

　環境省によりますと、2050年の海は、魚よりもごみが多くなると言われています。特に世界中で年間数百万トンが流出していると推計される、プラスチックごみによる生態への影響が危惧されています。

　確認された漂流ごみは後日、回収する予定で、国や県などは合同パトロールなどを通じて「海ごみゼロ」をめざします。