多くの官公庁や企業は今日（6日）が仕事始めです。岡山・香川県庁では仕事始め式が行われ、両県知事が職員に新年のあいさつをしました。
伊原木隆太岡山県知事「自分達が行っている仕事はどういう役割を担っているのか、県民の幸せの実現のため、自分たちは何が求められているのか、常に意識して仕事をしてほしい。」
岡山県庁では、およそ120人の幹部職員が仕事始め式に臨みました。新年の挨拶で伊原木知事は、4選を果たした去年の選挙戦を振り返り「将来への漠然とした不安を持つ県民が多かった。」として、心に留めておく必要があると話しました。その上で就任以来、柱に掲げる教育と産業の振興が「好循環のエンジン」だとし、引き続き力を入れる考えを示しました。
また、少子化対策を最重要課題と位置づけ、「部局を超えて知恵を出し合い、全庁を挙げて臨む」と、職員同士の連携を呼びかけました。
一方、香川県庁の仕事始め式には、次長級以上の幹部職員およそ50人が出席しました。池田知事は「コロナからの回復を超えた未来を拓く年にしたい。人口減少のペースを緩める施策に取り組むと共に、企業への更なる支援を続け、『稼げる香川県』を目指す。」と新年の抱負を述べました。
池田豊人香川県知事「人口減少下においても発展を続けられる香川県の基盤を、皆さんと一緒に今年も作っていきたい。」
また、住宅の耐震化の促進を引き続き推し進める他、目玉のイベントである「あなぶきアリーナ香川」のオープンや、瀬戸内国際芸術祭などを成功させ、持続的な誘客へとつなげていくと、意気込みを語りました。
最終更新日：2025年1月6日 14:26
