「コロナ禍並みの医療体制ひっ迫」インフルエンザ感染者数急増で岡山県医師会
インフルエンザが猛威を振るう中、岡山県医師会は今日(9日)臨時会見を開き、コロナ禍並みの医療体制のひっ迫が起きている事を明らかにしました。
会見では年末年始における県内の救急搬送の状況が公表され、先月(12月)30日からの一週間で、救急が患者を受け入れられなかった件数がおよそ2500件に上った事が示されました。
その結果、受け入れの要請に応えた割合を示す「応需率」は、通常8割から9割のところ、およそ5割に落ち込んだということです。通常時より30ポイント以上、低かったのは、搬送数の急増に対応しきれなかったためとしています。
県医師会は、コロナ禍に近い水準で医療のひっ迫が起きていると訴え、手洗いやマスク着用などの徹底を重ねて呼びかけました。
最終更新日:2025年1月9日 18:55