香川県でインフルエンザ感染者の数が急増しているとして、県が今日（9日）、流行警報を発令しました。

　香川県によりますと、先月（12月）23日から29日までの一週間で、1医療機関あたりのインフルエンザの患者数は52.45人となり、基準となる30人を超えたため、県が今シーズン初の警報を発令しました。

　発令時期は昨シーズンより3週間遅いものの、患者数は前の週に比べておよそ1.9倍に急増しています。また50人を超えたのは2018年1月以来7年ぶりです。

　感染者の多くは「A型」で、年齢別では19歳以下が全体の6割以上を占めています。香川県はこまめな手洗いの他、マスクの正しい着用など予防対策の徹底を呼びかけています。