インフルエンザ猛威 岡山県で一週間あたりの患者数が過去最多に
インフルエンザの感染が全国的に猛威を振るう中、警報が出されている岡山県では一週間あたりの患者数が過去最多となったことが分かりました。
県によりますと、先月(12月)23日からの一週間、県内84の医療機関で定点あたりのインフルエンザの患者数は63.76人でした。
警報の発令基準を超えた前の週から倍増し、データを取り始めた2006年以降で最も多い患者数となりました。また、流行期に入る去年9月からの患者数は、14歳以下が全体の半数以上を占めています。更に県内5つの定点医療機関で把握している入院患者も、直近の一週間で84人と、前の週から30人増えていて、半数以上が70歳以上の高齢者です。
岡山県では先月26日からインフルエンザ警報が出されていますが、患者数の増加が今後も懸念される事から、県が手洗いや換気の他、高齢者施設に訪問する際のマスクの着用などの徹底を改めて呼びかけています。
最終更新日:2025年1月9日 14:09